その7 カラスの行方

カラスは、浅草神社を右奥の方へと飛んで行く。

私も後を追い向かう。こちら側には、行ったことがなかったな。

そこには大きな鳥居があった。

鳥居の柱には、人名が刻まれていた。“新門 辰五郎” “上野  加藤氏”

新門辰五郎は、名前に憶えがある。江戸時代の火消しの親分、豪傑だった方。新門さんに所縁のある神社なのだろう。

額束には、“被官稲荷神社”とあった。

カラスは、鳥居をくぐると、更に奥へと飛んで行った。

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