パパどの」タグアーカイブ

その15 我が家にて4

忠右衛門は、心身ともに、疲れている様に見えた。無理もない。記憶を無くしただけでなく、知らない時代に独り、放り出されたのだから。

「休んだ方が、いいわ」

妻は、居間に布団を敷いた。忠右衛門に、少し休むことを勧める。

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その11 家へ向かう

忠右衛門と、朝の浅草を歩いた。辺りは、すっかり明るくなっていた。

浅草寺の境内を抜けて、仲見世を歩く。仲見世通りは、店が開く前でも、シャッターに書かれた浅草の風景が、通り行く人を楽しませてくれる。

忠右衛門も、そこに書かれた絵をまじまじと見つめていた。私は、少し歩みを緩めながら、忠右衛門と共に絵を眺めた。

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その9 目覚め

「大丈夫ですか?」

私は、声を掛けながら男性の肩を叩いた。体が少し反応する、目が覚めたようだ。

「、、、、ん、、、、」

男性は、ゆっくりと体を起こす。

まだ、若い。幼い顔立ちだが、不思議な威厳がある。恰好のせいだろうか。

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